僕は何度この空を見上げればいいんだろう。
いつ見ても、空は変わることなくそこに在る。
時折、涙を流すこともあるけれど。
僕は世界を、愛してたんだ。
僕の生きてきたこの世界。
でも、もう歪んできていて。
僕の生まれるずっと前の、もっと原始の。
その姿さえ曖昧に成り過ぎて。
僕は目を覆いたくなった。
この空の色だけは変わることない、青。
これだけは普遍的なもので。
これから先も、ずっと、僕を裏切ることない。
僕は何度もこの空を見上げることになるんだろう。
この歪んだ世界を愛せるように、
この歪んだ世界を生きていけるように、
この空が見守ってさえ居れば、
・・・それでいい。